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バスケットボール女子リーグ『リーグ・オブ・ウィメン(YCBA)』
(インタビュー 2014/1現在)

バスケットボール女子リーグ『リーグ・オブ・ウィメン(YCBA)』

バスケットボール女子リーグ スポーツ種目 バスケットボール
活動拠点 埼玉県吉川市 リーグ参加チーム数 12チーム(市外参加OK)
年間試合・大会数 3回
(春季・夏季・冬季)
ホームページ 「埼玉県吉川市バスケットボール協会(YCBA)」
http://www.ycba.info/
お問い合わせ先 YCBA事務局 成本 (ホームページ内、お問い合わせより連絡ください)




今回は、バスケットボール女子リーグ『リーグ・オブ・ウィメン(YCBA)』のなまずさんにお聞きしました!

『リーグ・オブ・ウィメン』は、男子リーグ『マイクロリーグ』と共に、
YCBA(埼玉県吉川市バスケットボール協会) が運営されているバスケットボールの大会です。

今回は、男子リーグと2本立てでインタビューさせてもらっちゃいました!

q『リーグ・オブ・ウィメン』という名前の通り、
女子リーグであるこの大会は、YCBAさんが運営されています。

なまずさん、大会はいつ頃から?

なまずさん:

吉川市のバスケットボール大会は1993年から開始しております。

男女共に毎年、夏季と冬季に開催しておりましたが、
2012年に現在の【吉川市バスケットボール協会】が
発足(市の体育協会にも加盟)になり、大会形式を見直しました。


翌年の2013年より、男子大会については【MICRO LEAGUE】として通年大会、
女子大会については【LEAGUE OF WOMEN】とし、
年間で3大会(春季・夏季・冬季)
開催しております。

昨年度は、
春大会「SPRING TOURNAMENT」10チーム
夏大会「SUMMER LEAGUE」5チーム
冬大会「WINTER LEAGUE」7チームの、
延べ22チームに出場いただきました。


スポート:

年間通してのリーグも盛り上がりそうですけど、
シーズン毎の短期決戦というのも見ごたえがありそうですね!

参加チームは、どういった感じですか? 選手の年齢は?

なまずさん: 原則として18歳以上の方(高校生を除く)は皆様出場OKです。

学生さんたちの若いチームから、
お子様のいらっしゃる30歳〜40歳くらいの方々まで
年齢幅は大きく、多くの方に出場いただいております。
スポート:

バスケって、日本だと若い人たちのスポーツってイメージがあるけど、
NBAでもキャリア15年以上の選手は沢山いるそうですし、
体力や瞬発力だけじゃなくて、テクニックや経験が活かせるスポーツですよね。

幅広くプレーされているっていうのは、嬉しいかも(^O^)

なまずさん: 参加されるチームについても、
市内含め近隣で活動されているチームが毎年継続的に出場していただいている他に、
東京都や千葉県、茨城県といった遠方から参加されるチームもあります。

レベル的には、ビギナーの方から
都道府県クラブ連盟・家庭婦人連盟に所属している人まで
幅広く参加いただいております。
過去の大会では元WJBLや元実業団に所属していた選手の方もいらっしゃいました。
スポート:

すごいですね!! レベル高そうです。

なまずさん: しかし、YCBAの理念として
一般的な社会人チームとしての線引きを考えておりまして、
「レベルの高騰を防ぐため」、
「一般的なバスケットボールプレーヤーの活躍の場を確保するため」に、
2013年冬季女子大会より、新たな選手規程【ハイクラス選手制度】を設けました。


※【ハイクラス選手制度】とは、『プロ、実業団、都道府県クラブ連盟(家庭婦人は除く)、大学リーグに所属している選手をひとくくりに「ハイクラス選手」とし、「ハイクラス選手」は「同時にコートに立てる選手は1人まで」とするもの』です。


いわゆる≪寄せ集め≫で参加されるチームではなく
(≪寄せ集め≫のチームが悪いというわけではありませんが)、 あくまで
『日々一緒に練習を行い、そのチームで大会に出場し、
チームとして競技を楽しんでいただく』ことが第一だと考えております。
スポート:

なるほど!! ついついレベルアップばかりに目が行ってしまいますけど、
「参加型」の地域スポーツならではの工夫ですね。
学生さんなら、学年交代である程度、レベルが一定に保たれますけど、
社会人の大会ではすごく大事なことかも。。。。目からウロコです(@_@)
大会運営されている方は、すごく参考になるんじゃないでしょうか!

他にも参加チームの傾向のようなものってありますか??

なまずさん:

出場されるチームの多くは、
過去より継続して出場し続けていただいているチームが多いです。
しかし、メンバーについては毎年変動しているような印象を受けます。

各チームが定期的な練習を行い、
その中でメンバー募集をして
バスケの輪を広げているような感じで、
とても良い傾向だと思います。

女子大会は、毎年集客に大変です。
活動チーム数が男子よりも少ないこともありますが、
結婚や育児といったことが大きく関わってくるため、
どうしても集まりにくい傾向があります。

スポート:

何か具体的な対策は?

なまずさん:

大会運営を行うにあたり、
女子大会特有の雰囲気として「お子様連れ」のママさんプレイヤーの方が
非常に多いため、出来る限りご家庭に支障のないよう検討しております。
…なかなか皆様のご意見を考慮することができず、課題は多くありますけどね(笑)

ママさんプレイヤーは色々と大変みたいです。
しかし、お子様を連れてきてでもバスケをしたいという強い気持ちを、
YCBAでは尊重していきたいですからね。

スポート:

いいですね(^^)
ひょっとすると、そのお子さんが
未来のプレイヤーになってくれるかもしれないですしね!(笑)

他にも、まだ工夫が?

なまずさん:

2014年より各チームにつき1名、審判員の選出をしていただいております。
他の大会でもそうですが、帯同審判となるとどうしても苦情が絶えません。
よって、審判員同士における意見交換の場を随時で設けて、
円滑な競技ができるようにしていけたらと考えております。

YCBAでは選手の方々にはプレイだけでなく審判やテーブルオフィシャルの技術も向上していただきたいと考えているため、公認審判の派遣等は考えておりません。

スポート:

そういえば、前回、別のバスケットチームのインタビューをさせてもらいましたが、
やっぱりチーム内で審判を育てていらっしゃるみたいでした。

素人考えですけど、チームに良い審判がいれば、
普段の練習からスキルアップできるんじゃないかと思うんですよ。
ちょっとした練習でも試合目線になったり、ルールを活かすプレーができたり、
いろいろメリットがあるんじゃないかな、と。
良いシステムですよね(^^)


スポート:

リーグ・オブ・ウィメンの開催以外での活動もありますか??

なまずさん:

大会以外でも、練習試合等でチーム同士が交流するための、
代表者同士のコネクションも、YCBAでは率先して行っております。
練習時の人数確保や練習場所確保に困難なチームの方々には
とても喜んで利用いただいております。

別件にはなりますが、市の体育協会に加盟していることもあり、
市の催し事の手伝いにも参加しております。
大会時に市の体育館を利用させていただいていることはもちろん、
吉川大会に出場する市内のチームの多くが
市内中学校等の施設で毎週練習させていただいているため、
率先して市の活動に協力していきたいと考えております。

 

スポート:

なまずさんには、吉川市のいいところ♪について、
男子マイクロリーグのインタビューの方でもご案内いただいています!

リーグ・オブ・ウィメン、どんどん盛り上がるといいですね!
でも、残念ながら、まだ集客が足りないんですよねぇ・・・。

なまずさん:

ハイクラス選手制度の影響も今後出てくることも懸念され、
出場希望チームの減少が予測されますが、
広報・集客に力を入れて、女子大会を継続して開催して参りたいと思います。

スポート:

バスケについては、バレーボールや野球に比べると、
社会人が参加できるチームや大会があることを知らない人も
まだまだ多そうですよね。

是非、リーグ・オブ・ウィメンから拡げてほしいです\(^O^)/

スポート:

大会の運営をされている上で、心配なこともあるそうですね?

なまずさん:

どこの大会でも、そしてどんなスポーツにおいても、
観覧者の中には多くのお子様がいらっしゃいますが、
お子様に対する危険性が非常に心配です。

小さなお子様にとって1時間強の試合の観戦はとても困難なものです。
私も子どもがおり、夫婦で大会に出場している身ですから
その状態はすごくわかります。

大会会場には観覧席もありますが、
フロア上やベンチに座るお子様もおります。
事務局としては事故のないよう十分注意しておりますが、
バスケという激しいスポーツですから、
ボールが飛んでくることや、
はたまた選手が飛んでくることもあります。

 

スポート:

怖いですね。

バスケットボールってぶつかるとかなりの衝撃ですよね。
そういえば、昔、サッカーボールの代わりに蹴ろうとして、
あまりの硬さと重さに骨折するかと思った記憶が・・・(^^;)
※マネしないように!!!!!(笑)

なまずさん:

対応策として、「子どものベンチ入り厳禁」としたいところですが…
女子大会は特にそうなのですが、
選手の方とお子様だけでお越しになる状況も多くあり、
いわゆる「子守り」をする人がいないんです。

事務局側も率先して「子守り」のお手伝いはしていますが、
子どもに好かれるというのはなかなか難しいもので(笑)

とにかく、お子様にとっては常に危険を伴うスポーツ観戦ですので、
今後さらに徹底して、事故の無いよう対応していくべきだと考えております。

スポート:

個人的には、大会規模での子守りっていうのは実際には難しいかと思うので、
各チーム内で解決できるのがベストかな・・・と思いますが。
何でしょうね・・・???

各種スポーツのママさんプレイヤーや、女子大会を運営されているみなさん、
どうされてます??
良ければ、アドバイスメール、スポート宛でOKですので、お待ちしています(^^)


さて、インタビューは残念ながらここまで!

なまずさん、ありがとうございました!
部活動でのバスケ経験者はとても多いのに、女子の社会人プレイヤーはまだまだ少ないですね。
「LEAGUE OF WOMEN」の今後の活躍に大・大・大期待!!
自ら参戦したい・観戦したいという方は、是非、「リーグ・オブ・ウィメン(YCBA)」のホームページで詳細をCHECK!!



「リーグ・オブ・ウィメン(YCBA)」公式ホームページはこちら

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